浄化槽保守点検
浄化槽は定期的な保守点検が必要です。
浄化槽の保守点検基準は国で定められており、4ヶ月に一回以上の保守点検、年に一回の清掃、 年に一回の法定検査(長崎県浄化槽協会)を受けることになっています。
当社では消毒剤の補給を考慮し、3ヶ月に一回の保守点検をおすすめしております。
当社では国家資格を持った浄化槽管理士がお客様の浄化槽の保守点検を行います。
点検ポイント
■ 槽内の水位の確認
■ 槽内の各単位装置の動作確認
■ 汚泥の堆積状況
■ ブロワー(空気ポンプ)の動作確認
■ 消毒剤の残量
ルールに従って、保守点検、清掃を行い、快適に使用しましょう。
下記の画像は保守点検の作業内容の一部です。
この他にも細部に渡って点検を行っております。

ブロワーの動作確認
ブロワー(空気ポンプ)は、ばっ気槽部の微生物を活性化させるために必要な機械です。
モーターは正常に作動しているか、エアフィルターに汚れが溜まっていないかを点検します。

ばっ気槽内部の溶存酸素測定
ブロワーの機能がばっ気槽部内で正常に働いているかを測定します。
水に含まれる、酸素の量を調べます。

透視度計で放流水の透視度(排水の汚れの目安)を測定
放流水(処理後、排水する水)の透視度(排水の汚れの目安)を測定します。
一定値を上回っていると正常に処理が出来ていないということになります。
その場合は浄化槽管理士より、清掃等の改善策を提案します。


消毒剤の残量の確認
消毒剤は、分解処理された水を、放流する前に消毒するため非常に大切なものです。
ここで消毒剤が不足していれば、臭いがしたり、汚れたままの水が放流されることになります。
まずは消毒剤の残量を確認します。
消毒剤が少なくなっていれば、容器に補充し、装填します。